いわゆるご当地PR動画と呼ばれるものですが、PR動画は作って終わりではありません。
PR動画を作ることで、その地方に興味を持ってもらい足を運んで初めて成功といえます。
PR動画は比較的低コストに抑えてできるのでとりあえず動画を作ろうとする地方自治体も少なくありません。
しかし結局作って終わりで魅力も戦略もなければただ税金を無駄にして終わるのも当然です。
そこで今回は、熊本県(八代市)もより魅力あるPR動画の成功事例を他県の地方自治体から学び熊本県内の企業・自治体の参考になればと思います。
COME ON!関門!(北九州市・下関市)
本州と九州の間にある関門海峡に謎の巨大怪獣「カイセンドン」が現れる様子をパニックムービー風に描いた、北九州市と下関市のPR動画です。かなりクオリティが高いのに巨大怪獣カイセンドンが地元の名産物フグ、タコ、カニからできている点や、まさかのオチなど、どこかしらコミカルでユーモラスなのが魅力。
100万再生で本当にやります!別府市・湯~園地計画! (大分県別府市)
100万回再生されたら本当に温浴施設を作る」と公言した動画を発表したことで話題になったのが大分県別府市のPR動画。大分県別府市はたくさん温泉があることで知られていますが、動画ではなんと遊園地と温浴施設をかけあわせたユニークな施設が紹介されています。リアルと連動する点が話題を呼び、なんとたったの3日で100万再生を達成してしまいました。
BIRD’S EYE VIEW OF KAGOSHIMA(鹿児島県)
正統派のプロモーションとして注目を集めているのが鹿児島県のPR動画。鹿児島県の文化や自然を映像で伝える高画質な動画の数々は、オーソドックスながらも圧倒的な美しさで強い訴求力を持ち、再生回数を伸ばし続けています。特徴的なのが海外からの視聴者やコメントが多いこと。本来ワールドワイドなYouTubeを最大限活用した事例といえるでしょう。
SAGEMON GIRLS(福岡県柳川市)
福岡県柳川市は、かわいい女の子のダンスで市内の名所と名産品を紹介する、オーソドックスなプロモーションを展開しました。 柳川市の伝統的なつるし雛「さげもん」にちなんだ「SAGEMON GIRLS」がかわいらしい衣装でダンスを踊ります。
W・R・S・B(佐賀県佐賀市)
ゆるキャラやご当地キャラなど、ゆるめのプロモーションが全盛だった時期に、あえてホラー風のPR動画を投稿したのが佐賀県佐賀市です。エイリアンのような見た目をもつ魚、「ワラスボ」をテーマにして、パニック映画の予告風に動画を仕上げました。完成度の高さとあからさまでないPRが興味をひくプロモーションで、30万回以上再生され話題となりました。
メディアの中でYouTubeやSNSの占める割合はますます高待っていて、もはや動画はプロモーション手法として必須となっています。
今回紹介した動画を参考にして企業・自治体のプロモーションに役立ててみてください。
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